4つの通り名をもつ最強少女
差仕振りの麻貴の唇は、…甘くて、でも、涙で酸っぱかった。
『んっ…、はぁ…はぁ…、麻貴…?////』
やっとはなしてもらった唇は赤く染まっていた。
「もう、ぜってぇ俺の前からいなくなんな!!!俺もぜってぇお前をはなさねぇ!!!」
麻貴…。
『…うん、絶対、はなれない』
私は自分から麻貴にキスをした。
すると、麻貴の顔はタコみたいに赤くなった
「あのー…、俺達も、いるんだけど」
「…忘れられてはこまる」
「まぁまぁ、ラブラブなんだからぁ~」
……。
『そういう、梓と凪斗もラブラブでしょ?』
だって、凪斗、梓の肩抱いてるし
それに…、指輪までしちゃってさ
『結婚したの?』
「まだだよ~、雅なしで結婚しない!」
「俺もそうだ」
…なんで、私なんだろう。
「そういえば、血桜は?」
『あー、、それなんだけど…』
血桜のことをすべてはなした。
未紀が親にいわれて、したくないのにやったこと。
本当は武器も、薬も使っていないこと。
みんなは、とても優しいこと。
外国のことも。
外国でのことをはなしたらみんな口をポカーンと開けていた