4つの通り名をもつ最強少女





「じゃ、次の話の練習でもするか」

『あ…そうだね』



2話は1話よりキスシーンがおおいの…


1話は5回だけだった。

2話はなん十回もあった気がする…。




「台本もってるか?」

『はい、もってます』



鞄から2話の台本を出した。



「俺からか、じゃ、はじめるぞ」

『はっはい!』



幸兎は台本を読み始めた。



_________

____




「麗奈…。いいか?」

『龍磨…。う…ん。いい…よ?』




ここでキス。まぁ、ふりだけど。



『…っ!!んっ!!////』



え?え?え?ふっふりじゃないの?!!

幸兎は本当にキスをしてきた。




『んっ…はぁ…さき…と…くん…?!////』



ドサッ


え?


私はキスされながら幸兎に押し倒された。



ガチャ



「…幸兎ー!……なにやってんの?」



こっこの声は…


チュッ


『ぷはっ…はぁはぁ…』

「なにって、見てわからない?海斗」



お兄ちゃん。

幸兎が唇をはなして海斗に言った。

私は酸素を深く吸い込む。

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