4つの通り名をもつ最強少女
「って、その子…。グラビアの星羅?!!」
うわっ…。
『こんにちわ』
上半身だけ起き上がらせてあいさつする。
起きたいけど起きれない状態。
まだ幸兎が馬乗りしてるから。
「こっこんにちは…。って、幸兎!はやくそこどけー!!!」
海斗が叫ぶ。
「はぁ、はいはい」
幸兎はしぶしぶ降りてくれた。
なんでしぶしぶ??
海斗は私にかけよる。
「大丈夫?なにもされてない?!」
『大丈夫です。つぎの話の練習です』
「あ。そうだったの??」
まぁ…。本当にキスするとはおもってもみなかったけど。
…あれ?…私、ファーストキス。とられた?
「で、海斗はなにしに来たんだよ」
幸兎がすこしキレメでいう。
なんでキレテんの?
「暇だったから?でも、練習中なら仕方ないね♪じゃあね~」
海斗は手を降りながら家を出ていった。