4つの通り名をもつ最強少女
『なっなんでついてくるんですか?』
「女一人で夜道を歩かせたら危ないだろ」
別に、私は元総長だし、世界最強と呼ばれた鬼藍だから平気なんだけどな。
まぁ、でも…
『ありがとう…』
「当たり前のことだ。はやく買いにいくぞ」
『はい!』
私は、幸兎の隣に並び、デパートにいき、
材料を買って家に帰った。
「なに作るんだ?」
『うーん…。オムライスかな』
「オムライス…」
…かわいい。
幸兎はすこし口を緩めて目をキラキラさせている。
オムライス、好きなんだね。
まだ7時30分。あと30分あるね。
私はキッチンにいきオムライスを作った。
『はい、できましたよ』
「美味しそう」
『口にあうかわかんないですけど』
あと10分で始まるか…。
私はソファーに座り、ゼリーを食べる。
私のご飯はゼリーだけ。
あいつのせいで。私はゼリーぐらいしか食べれなくなった。