4つの通り名をもつ最強少女





『だれ?』

〔は?えっと…。お前の、担任…?〕



理事長室のドアの前で目を丸くした担任が突っ立っていた。




『そ、なら教室はやくいくよ』


〔おっおう〕



気絶している理事長をおいて、担任と私は、教室に向かった。



教室は、1-2。

ここで、私は、自分がバカだとわかった。



〔クラスには、海覇(かいは)がいるからな〕




海覇…?



『海覇?』


〔は?しらねーのか?〕



有名なのかな?でも、聞いたことあるような気がするんだけど…。なんだっけ?




〔族、全国No.1の海覇だぞ?〕


『…は?』




族?もう、関わりたくないのに、

て言うか、ここ、不良高校だったの…?


もっと調べとけばよかった…。私、馬鹿だ…


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