４つの通り名をもつ最強少女

先生も私のことを覚えててくれたみたい。




「え？知り合い？？」

「雅。知り合いだったの？？」

「親しい関係なようですね」

「…父さん。どういう関係？？」




みんな、先生に問う。



「秘密だ！少し借りてくな～♪」

『え？うわっ！！ちょっ！先生？！！////』



先生にお姫様抱っこをされて教室を出た。




クラスのみんな、海霸もポカーンとしていた。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿




『先生？』



先生につれてこられた場所は裏庭。

そこにはベンチもあって、先生と一緒に座った。




「久しぶり。蘭。」

『フフッ。先生、蘭は、もういないよ？』

「ま、そうだな。」



先生はニカッと笑う。私は、この笑顔が昔から大好き。



『先生が幸兎のお父さんなんて、びっくりしたよ』

「俺も、まさか、雅が海霸の姫だったなんてな」



あれは勝手に決められたことなんだけど