4つの通り名をもつ最強少女
『先生、相談したいことがあるんですが』
「ん?なんだ?」
私は、話した。海斗のことを。
「ん~。でもなぁ、死んだ人は、生き返れない、しな。」
先生は悩む。
「雅は、どうしたいんだ?」
『私…ですか?』
わからない。話していいのか。ダメなのか
でも、海斗は泣きそうな顔だった。
それに、まだ私が生きてると、信じてる。
『わから…ないです…。でも、お兄ちゃんは、まだ私が、蘭が生きてるって、信じてるんです』
「そうか。…じゃあ、話してもいいんじゃねぇか?海霸、全員に」
全員?!
「秘密にしてもらえばいい。」
秘密に…。
『じゃあ、話しても、雅で、生きていくんですか?』
「そうだな。それしか、ないな」
でも、話して、みんながバラしたら…