4つの通り名をもつ最強少女





『せっ先生のバカっ!!!//////』

「幸兎が雑誌持ってたんだよ、それみたら、雅にそっくりな星羅って、こが写っててな。
一瞬で雅だとわかった」

『…知られてほしくなかったです…。』

「まぁまぁ。あ。そういえば」



先生がなにかを思い出した。



「ドラマ。幸兎と共演してるんだって?」

『うっ…』

「幸兎と一緒に見たんだが、あれ、絶対生でキスしてるだろ」

『なっなななななななななんでわかったんですか?!!!!!』



私は戸惑う。



「そりゃあ、雅の顔、真っ赤だったしな」



先生、鋭い…。



「キスしてるってことは、もう付き合ってんのか?」

『つっ付き合ってませんよ?!!
あっあれは、ドラマのためだから!!』

「そうだったのか…。でも、幸兎にファーストキスとられなくてよかったな」



え?それって、どういう…



「雅のファーストキスは俺だから☆」

『えぇぇぇ!!!!!!』


「「「「えぇぇぇ!!!!!!!」」」」



え?



「あ。やべっ」

「あははっ」

「…まさかの…」

「嘘だろ…?」

「…」
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