4つの通り名をもつ最強少女
『それじゃ、改めまして。
花園 蘭と言います。それと、みんなもご存じ、舟橋 雅です』
またもやみんなは驚く。
お兄ちゃんも驚いた。
「やっぱり、雅が?」
『うん…。』
「ちっちょっと待ってください!!!」
『どうしたの?』
舜があわてて叫び、パソコンを開いてなにかを調べ始めた。
そして、画面を私達に見せてきた。
「花園 蘭は、死んだはずですよ??」
それは、私が死んだと知らせるページ。
「このニュースは、凄かったので、よく覚えてます。」
『すっ凄かった???』
どこが???
「まだたったの5歳の女の子が、40代の男を、一発殴っただけで倒した。と。」
あぁ。あれね。
『あれは、お父さんから、内緒で教えてもらった喧嘩のお陰だよ』