4つの通り名をもつ最強少女




「あ。そういえば、雅。あれのことも言わなくていいのか?」

『…その…ね。幸兎に、いいずらくてね…』




先生が机の下からヨイショッと出てきながら聞いてきた。


あれとは、グラビアのこと。




「は?なんで俺?別にいいから言えよ」

『うーん…。じゃあ、私ね…、

グラビアの星羅…なの。』

「「「「「はぁぁ???!!」」」」」



幸兎が一番驚いてる。



『幸兎、あのときは起こしてくれてどうもありがとう』

「なっ!!/////」


「おい、幸兎。あのとき、キスしてたよな?」


お兄ちゃんがユラァと幸兎に近づく。

怖い。怖い。黒いオーラ前回お兄ちゃん。

すこしフフフフって笑ってるし。怖いんだけど。



「だから、あれは演技だって!」

『え~?でも、風呂場に入ってきたよね?』ニコッ


「「は???」」



先生まで幸兎に近寄る。



「「幸兎??」」


「あっあれは、いつになっても出てこねぇから、声かけてみたけど返事しねーし?
だから中に入ったら寝てるからだ!
それに、入浴剤入ってたから見てねぇっつーの!!!」


すごしマシンガントーク。
幸兎、早口だね。

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