4つの通り名をもつ最強少女
11
再開
「そんじゃ、いくぞ」
『「はっはい!!」』
朝。私とお兄ちゃんは一緒に、先生のところにいった。
変装しないで。
電車で、3時間ぐらい揺れてついた場所は。
『…ここ…??』
「そうだ」
『先生、ここ、不死鳥がいる…』
「…見つからないように、しないとな」
先生には、不死鳥から逃げているって、話している。
理由は言っていない。
まさか、花園組が、あるところが、不死鳥のいるところにあったなんて。
「雅。一応、フード被っとけ」
『うん』
パーカーを着てきた私は、髪を隠すようにフードを被った。
お兄ちゃんは、なぜかわからない。
わからなくていいんだよ。
そう思いながら、先生についていった。
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「ここだ」
『「ここ?」』
まだ人が住んでそうな綺麗なデカイ家。