好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
一晩、明けたら
「ん……」
ああ、なんか頭痛い。そっか、昨日飲み過ぎたんだ。あんなにベロベロになるまで飲んだの、久しぶりだなー。
私は重たい上半身を布団の中からゆっくりと起こす。……と、そこで重大な事実に気付く。
ここ、私の部屋じゃないよね? どこだろう。
ていうかそれ以上に……なんで裸?
――モゾ。
私の隣で、なにかが動いた。思わず体がビクッと反応する。布団を被っているからその正体は見えないけど、そこにいるのは明らかに人。
ていうか、正体は見えなくても、昨日私が一緒にいたのはただひとりだ。血の気が引く。まさか、まさか、やっぱり、そういうこと?
私は思い切って、布団をバッとめくってみる。
やっぱり、そうだった。
「ん……?」
私に布団を捲られた〝その人〟も、ゆっくりと目を開け、私たちはお互いに目を合わせる。
「……」
「……」
しばらくの沈黙の後、
「◯×△□☆◯×△□☆!?」
私たちは揃って、声にならない悲鳴ってやつをあげた。
ああ、なんか頭痛い。そっか、昨日飲み過ぎたんだ。あんなにベロベロになるまで飲んだの、久しぶりだなー。
私は重たい上半身を布団の中からゆっくりと起こす。……と、そこで重大な事実に気付く。
ここ、私の部屋じゃないよね? どこだろう。
ていうかそれ以上に……なんで裸?
――モゾ。
私の隣で、なにかが動いた。思わず体がビクッと反応する。布団を被っているからその正体は見えないけど、そこにいるのは明らかに人。
ていうか、正体は見えなくても、昨日私が一緒にいたのはただひとりだ。血の気が引く。まさか、まさか、やっぱり、そういうこと?
私は思い切って、布団をバッとめくってみる。
やっぱり、そうだった。
「ん……?」
私に布団を捲られた〝その人〟も、ゆっくりと目を開け、私たちはお互いに目を合わせる。
「……」
「……」
しばらくの沈黙の後、
「◯×△□☆◯×△□☆!?」
私たちは揃って、声にならない悲鳴ってやつをあげた。
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