好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
…まぁなるべくでいいんだけどね‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
と、付け足して私は慌てて顔を上げ、課長の腕の中から逃れようとした。
イカンイカン。何言ってんだ私。そんな乙女なこと言ってんじゃねーよ私。
そう、ちょっと雰囲気に流されただけだ。別に、課長と青田さんが二人きりで会おーが何しようが、私には関係ない……
うん……
「会わねーよ」
なのに、その一言に安心してる自分がいるんだ。