好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
私が黙りこんでいると、ケーキと飲み物が同時に運ばれてきた。

店員さんが去って、青田さんがコーヒーに口をつけようとして。



「…私は、恨まないと思います」


無意識に、口から出てしまった言葉。

青田さんの動きがピタ、と止まる。
< 181 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop