好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
「……え?」
横になったまま、ポカンとしてみせる私に、課長は言う。
「腰痛いのに、ひとりは無理だろ」
「え、え」
「病院行った後は、そのまま俺んちに向かえ。場所は行ったことあるから分かるな。俺は今日は会議があるから帰るの少し遅くなるけど、ベッドで寝てていいから」
そう言って、課長は休憩室を出て行った。
……確かに、課長の家には行ったことがある。でもそれは……エッチをするためであり、それ以外の目的で家におじゃまするなんていいんだろうか。
だけど、ああ言ってくれてるし、正直すごく、助かる。せめて今日だけは、お言葉に甘えていいかな……。
横になったまま、ポカンとしてみせる私に、課長は言う。
「腰痛いのに、ひとりは無理だろ」
「え、え」
「病院行った後は、そのまま俺んちに向かえ。場所は行ったことあるから分かるな。俺は今日は会議があるから帰るの少し遅くなるけど、ベッドで寝てていいから」
そう言って、課長は休憩室を出て行った。
……確かに、課長の家には行ったことがある。でもそれは……エッチをするためであり、それ以外の目的で家におじゃまするなんていいんだろうか。
だけど、ああ言ってくれてるし、正直すごく、助かる。せめて今日だけは、お言葉に甘えていいかな……。