君を守りたい

黒いソックスを履いた細い足が、男の頭に正義の鉄槌を下すのがみえた。



ホントに、驚いたのはそれからで、
足の持ち主は、綺麗な女の子だったんだ。



その子はミニスカで、シャツもぐちゃぐちゃで、不良っぽかったけど、よく見たら名門お嬢様学校、
D.M学園
の制服だったみたい。


いつも、電車でよく見る制服だった。


俺は覗いてたんだけど、女の子にキッと睨みつけられて、おずおずと、路地裏に入って行った。
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