不器用な愛の示し方。

それでも俺は根気よく女子更衣室に向かって話しかける。


「妃菜ちゃん妃菜ちゃん!!今日女子って何するのー?」

「…。」

ついには返事すら返ってこなくなった。

ここまでくると存在すら認識してもらえてるのか不安になる。

俺も結構傷ついてるんだけどなー。


女子更衣室の前に座り込みうじうじする。

その時、ちょうど女子更衣室のドアが開く。

俺はバッと顔を上げる。
そこには妃菜ちゃんが…!!


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