不器用な愛の示し方。


惚れないのか…って一瞬がっくりきたけど、妃菜ちゃんが見ててくれると言ってくれたので頑張ることにする。


「任せて。」

俺はとびっきりの笑顔で妃菜ちゃんに返す。

妃菜ちゃんはすぐにそっぽを向いてしまったけど、バレーをしてる合間に暇な時チラチラと見てくれるだろう。


妃菜ちゃんは有言実行タイプだもんな。


妃菜ちゃんが見ててくれるとなると、全くやる気のなかったバスケに対してすごくやる気が出る。


君の一言で頑張ろうと思える。

これも、恋の力ってやつなのかな。

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