雲上の魔法使い
次の日―。
「やぁネリネ!おはよう!いい朝だね」
「あなたに会わなければ、ですけどね」
なれなれしく話しかけてくるそいつを一刀両断。さすがの私でも昨日のアレは傷心したし、なによりそんな奴と友達になれる気もしていなかった。絶対こいつとは気が合わない…。
「まぁまぁ、そう言わないでよ」
だがそいつは何を言われても平然と太陽のように輝く笑顔を浮かべていた。
なんなのMなの?それが第二印象。
私はいまだにそいつの顔は笑顔くらいしか知らなかった。それ故に本性が見えない恐怖もある。そして私の中でずっともやもやと溜まっている疑問。
―そいつは雲上人なのか…。
「やぁネリネ!おはよう!いい朝だね」
「あなたに会わなければ、ですけどね」
なれなれしく話しかけてくるそいつを一刀両断。さすがの私でも昨日のアレは傷心したし、なによりそんな奴と友達になれる気もしていなかった。絶対こいつとは気が合わない…。
「まぁまぁ、そう言わないでよ」
だがそいつは何を言われても平然と太陽のように輝く笑顔を浮かべていた。
なんなのMなの?それが第二印象。
私はいまだにそいつの顔は笑顔くらいしか知らなかった。それ故に本性が見えない恐怖もある。そして私の中でずっともやもやと溜まっている疑問。
―そいつは雲上人なのか…。