捕まる瞳【壁ドン企画】
狭い給湯室に2人。

直感でまずいと思った。

「あ、すいません。コーヒーはこちらに…」

とっとと、自分のコーヒーだけもって逃げようとしたら

「…だめ。逃げんなよ」

あっという間にコーヒーを没収され

壁に追いやられた。

ドンッ

鈍い音が真横でしたと思ったら先輩の腕。

「…見てたの気づいてたんだろ?

なんで逃げるんだよ。

俺は…ずっと見てたのに。」


どうすることもできずに固まる私。

わかるのはドキドキしてるうるさいくらいの心臓の音と
確実に真っ赤になってるであろう顔。



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