10年越しの復讐計画
「じゃあ、
 もう、終わりだね」

わたしは
彼が好きだった

涙で
曇りだした
こころを

雨が降り出さない
うちに

作り笑いで
しのげると思っていた

公園の街頭が
チカチカと
点滅しながら

わたしたち
ふたりを

照らしていた

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