10年越しの復讐計画
「あれはないわ」

ふいに男子の
談笑と共に

聞き覚えのある
声が耳に入ってきた

声の方に視線を
送ると

清水が他の男子と
馬鹿にしたように
わたしを見て
笑っていた

そのまま

彼は他の男子と
ふざけながら
廊下を去っていった
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