~ハル先輩と私~


ハル先輩は私の隣に座り込み



来る途中買ったであろう牛乳を
飲み始めた。




「ハル先輩・・・・校内だけど話してもいんですか?」



「ん?いーよ。こんな時間にサボるの俺らくらいだろ」



確かに・・・・




私達は、別に人目であっちゃいけない理由なんてない。




ただ、私とハル先輩は別の存在だから・・・




私達2人が一緒にいて何かコソコソと言われるのは面倒だし、





なにより、私は怖いとかいけ好かないとか色々と思われている。




それでもって、ハル先輩はこの見た目だから人が集まってくる。



違った形で目立つ、私達が一緒にいたらどう思われることか・・・・



だから、周りには秘密にしている



それに、私達が一緒に暮らしていて曖昧な関係だなんてバレてしまったら…



つまり、そういう目で見られないようにそうしているのだ。


それが、別々に学校に行き学校では話さない理由。



ただそれだけのこと・・・・



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