昼休みは花壇へ水やり
キナコと俺が幼馴染だと知るとキナコに
協力させようとする女共もいたけど
キナコに被害が行かないように


「俺が勝手にキナコか好きなだけ」


と言って断っていた。


キナコ以外は
俺がキナコの事を好きな事
みんな知ってたしな(笑)


親までも知ってんのに。


キナコは鈍感だから気付かねぇんだもんな。


キナコは自分の気持ちを隠すのはプロ級だ。まさか俺を好きでいてくれたなんて思いもよらなかった。






今日までは毎日昼休みにキナコを見に花壇へ行っていたけど
明日からはキナコに会いに昼休み花壇へ行こう。


学校は違うから昼休みくらいはキナコに会いたいしな!






「キナコ、こっちこっち!」


花壇へ来たキナコに声をかけると
目をキョロキョロさせながら俺を探してる。


かわいいなぁ〜


俺が軽くフェンスを叩くと
気がついてニコニコして寄って来た。


「ねぇ、宗次郎聞いて?
今日ねお友達ができたの。
ミカちゃんって言うの!!
本当嬉しい〜!!!!
今度宗次郎にも紹介するね!」



とニコッと笑うキナコが可愛すぎる


「えー!いいっ!!
俺は女はキナコだけでいい」


めんどくせぇよ!



「…宗次郎に私の友達見てもらいたかったのになぁ〜
でも、ちょっと嬉しい。
ありがとう!宗次郎…」



ニコッと笑った。


本当反則!!
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