昼休みは花壇へ水やり


そしてまた私は三つ葉の前に言って
ちょこんと腰を下ろした


「ねぇ!聞いた??
私話せたよ!!友達できたよ!!
わぁーーーい!!
あなたたちのおかげね。
ありがとう!!」


と三つ葉に向かってニッコリ笑った。


キナコはルンルン気分で残りの水やりを終え教室に戻った。





その光景をフェンスの向こうで
見てた男がいた。


「ありゃりゃ、あれは強敵だ。
こんなんだったら俺もそっちの学校行ってりゃ良かった……」




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