年下彼女
私は、その場に呆然と立ち尽くした

みるみる顔が赤くなっていくのが、自分でも分かる







「~ですから・・・・」





甘い、低い、声


スラリと長い手足


タイプの顔






何もかも、私のために存在してるんじゃないかってくらい好みだった

その後も、私は西井先輩に、釘付けだった













「亜季ー!!」



入学式が終わってもまだなお、その場に立ち尽くしてる私に中学からの友達の奈津が声をかけてきた






『あ、なっちゃん。』


「亜季、どした?顔赤いぞ?」

ヒョコっと私の顔を覗く奈津



『え、いやっ・・・何でも・・』



「ふぅ~ん・・・ま、いいや。
てかさ、一緒のクラスだねぇッ」



『だねぇ!教室まで一緒にいこ?』



「うんっ」

私達は仲良く2人、教室へと向かった






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