年下彼女
「中2以来・・・だっけ?」


懐かしい顔に、様々な思い出が蘇る

・・・藤木 幹人。
私の小学校からのダンス仲間





『そうだよぉ!
ってか、高校一緒だったんだ』


「そうみたいだなぁ」


『ダンス、まだやってる?』
私は顔を輝かせながら問う


「いや、今はやってねえ。
けど、これからやるつもり」


『そっかぁ。』

会話がはずんだ私達は、そのまま担任が来るまで喋り続けた











「ちょおっと!
さっき喋ってた可愛い男の子クン、誰よッ」

担任の話が終わると、真っ先に私のもとへやってきたのは、奈津だ


『え、私、最近までダンスやってたっしょ?そのダンス仲間だよッ』

そう言うと、奈津はニヤっと笑って
変な事を言い出した





「ふぅ~ん。彼氏だったりする?」


『幹人が?ありえな~い』

笑って否定すると、奈津はまたまたニヤっと笑う。



「み・き・とお~?
名前で呼び合ってんだあ♪」


『それは深い意味じゃなく・・・』


奈津の顔を見ると・・・・・








明らかに、私をからかって楽しんでる!





< 5 / 22 >

この作品をシェア

pagetop