病弱女子とイケメンDoctor。
莉音「ん…」



響紀「そっか…ごめんな。聞いてやれなくて…苦しかったよね?」



私は頷いた。



響紀「じゃあ胸の音聞かせてね。」



響紀は私の服のボタンを開けていく。



響紀「…ん、いいよ。点滴しよっか。」



ボタンを止めながら言った。



莉音「…やだ…」



響紀「じゃあ苦しいままだよ?」



莉音「やだっ…」



響紀「はぁ…。どっちかだよ。」



莉音「んん…グスッ…」



響紀「もー…泣かない。」
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