森の中の春
「初めまして黒澤 仁千華と申します」
今日からこの春ケ丘高校の生徒になり
現在期待と不安で心がいっぱいの1年生!!
周りの生徒たちは知らない人ばっか・・・
(o ><)oモォォォォ~ッ!!
人見知り発揮中で誰とも話し出来ない・・・
私・・・早くもぼっち確定?
「ねぇ ねぇ」
「えっ?」
「えっ・・・と黒澤さん・・・だよね?」
「はっはい!!」
「私美希!! 久高 美希皆からミッキーって呼ばれてるの黒澤さんの後ろの席だから宜しく黒澤さんも私のことミッキーでいいよ」
「宜しくお願いします・・・ミッキー」
「黒澤さん固いなぁ」
「すっすみません!!」
「謝んなくていいよー!!私も黒澤さんの事チカちゃんって呼んでいいかな?」
チカちゃん?
私ニチカです!!てか初対面で呼び捨て・・・
馴れ馴れしい気が・・・はっ!!
私も久高さんの事ミッキーって呼んでるし
別にいいのか!!
「はい構いませんよ・・・でも何故にチカなのですか?私ニチカですけど・・・」
そう久高さんに告げると
久高さんは目を丸くして私をじっと見つめ
「黒澤さん・・・って変わってるね」
「えっ?」
彼女の突然の言葉にただただ私は驚いた
「ニチカって珍しい名前だよね」
「そうでしょうか」
「うん可愛い名前だよね!!でもニチカちゃんって何か長いから頭端折ってチカちゃん!!あっごめん気に入らない?」
「いっいえ!!とても素敵なあだ名ですね」
「・・・チカちゃんってもしかしてお嬢様?」
「?」
「言葉使い凄く丁寧だからてっきり」
「んーどうでしょう」
私は彼女の質問を曖昧にぼかした
「ごめん言いたくなかった?」
「そうじゃないんです・・・私去年までの記憶が全て無くて・・・両親の顔も覚えてなくて」
「えっ?それって記憶喪失」
「平たく言えばそうですね」
「生活はどうしてるの?」
「今は独り暮らしです」
彼女からの言葉はただ『大変だね』の一言
だけだった。
今日からこの春ケ丘高校の生徒になり
現在期待と不安で心がいっぱいの1年生!!
周りの生徒たちは知らない人ばっか・・・
(o ><)oモォォォォ~ッ!!
人見知り発揮中で誰とも話し出来ない・・・
私・・・早くもぼっち確定?
「ねぇ ねぇ」
「えっ?」
「えっ・・・と黒澤さん・・・だよね?」
「はっはい!!」
「私美希!! 久高 美希皆からミッキーって呼ばれてるの黒澤さんの後ろの席だから宜しく黒澤さんも私のことミッキーでいいよ」
「宜しくお願いします・・・ミッキー」
「黒澤さん固いなぁ」
「すっすみません!!」
「謝んなくていいよー!!私も黒澤さんの事チカちゃんって呼んでいいかな?」
チカちゃん?
私ニチカです!!てか初対面で呼び捨て・・・
馴れ馴れしい気が・・・はっ!!
私も久高さんの事ミッキーって呼んでるし
別にいいのか!!
「はい構いませんよ・・・でも何故にチカなのですか?私ニチカですけど・・・」
そう久高さんに告げると
久高さんは目を丸くして私をじっと見つめ
「黒澤さん・・・って変わってるね」
「えっ?」
彼女の突然の言葉にただただ私は驚いた
「ニチカって珍しい名前だよね」
「そうでしょうか」
「うん可愛い名前だよね!!でもニチカちゃんって何か長いから頭端折ってチカちゃん!!あっごめん気に入らない?」
「いっいえ!!とても素敵なあだ名ですね」
「・・・チカちゃんってもしかしてお嬢様?」
「?」
「言葉使い凄く丁寧だからてっきり」
「んーどうでしょう」
私は彼女の質問を曖昧にぼかした
「ごめん言いたくなかった?」
「そうじゃないんです・・・私去年までの記憶が全て無くて・・・両親の顔も覚えてなくて」
「えっ?それって記憶喪失」
「平たく言えばそうですね」
「生活はどうしてるの?」
「今は独り暮らしです」
彼女からの言葉はただ『大変だね』の一言
だけだった。