letter~想い手紙~
第一章
一人ぼっちの日常
「三浦さーん!」
誰も寄り付かない、私の席の前にいるのはクラスの女子リーダーの市川さん。
「な、何ですか……?」
いきなり来たから噛んだ。
「敬語禁止ね!うちら、同級生だし?」
明るくて皆から好かれてる市川さんが何で私に話し掛けたんだろ…?
「…………」
「あ、それよりさー!一緒にご飯食べない?」
笑顔の市川さんはいつも一緒にいる岬さん、結城さん、七瀬さんを指差した。
「いいです。迷惑ですよね?」
明らかに嫌そうな顔をしてる三人。