俺の可愛い彼女。
『....ごめんね。そんなに楽しみにしてたの知らなくて
...ほんと、ごめん。今度、好きなだけ買ってあげるから
........許して.....ね?』
そう言って彼女の頭を撫でた。
すると、彼女はフッと息を吐いて言った。
『......いいよ...もう。』
彼女はいつもそうだった。
俺が何かして怒らせても、いつも最後は『いいよ。』と言って、少し頬を膨らましながらも許してくれる。
怒りきれない優し過ぎる彼女。
彼女は手をそっとドアから離すと一歩、
後ろへさがった。
彼女からの拘束がとれると、理性を保てきれた安心感と、彼女との密着がなくなり寂しい気持ちになった。