ルイナス
「おぉ。以外と片付いてる‥‥。」

俺はポツリと呟いた。
するとビバークはムッとした声で、

「以外とは何だ!以外とは!!」

「あっ‥‥。ごめん‥‥。」

俺は素直に謝った。


「ふんっ‥‥。情けない奴だな!」

いや、あんたに言われたくないんだけど‥‥‥。


「それよりお前、俺にどんな用があるんだ?」





俺は全て話した。

タイムスリップしたこと、なぜかキシア国に来ていること、標の洞窟の噂。

ビバークはただ黙って腕組みをし、俺の話しを聞いていた。


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