ふたりの気持ち
「じゃあね~」
「うん、午後からも頑張ろうね」
ダイエットも兼ねて階段を上り、途中3階で友人と別れる。
私の働く部署は5階。
友人を見送って5階への道のりを進めようとしたその時。
グッ、と誰かに腕を引っ張られ、バランスを崩す。
目の前にはストライプのYシャツ。
そして数日前にデパートでラッピングしてもらったモノと同じ柄のネクタイ。
見上げるとそこには、この間誕生日を迎えた、私がネクタイを上げた持ち主が妖しい笑みを浮かべていた。
「うん、午後からも頑張ろうね」
ダイエットも兼ねて階段を上り、途中3階で友人と別れる。
私の働く部署は5階。
友人を見送って5階への道のりを進めようとしたその時。
グッ、と誰かに腕を引っ張られ、バランスを崩す。
目の前にはストライプのYシャツ。
そして数日前にデパートでラッピングしてもらったモノと同じ柄のネクタイ。
見上げるとそこには、この間誕生日を迎えた、私がネクタイを上げた持ち主が妖しい笑みを浮かべていた。