いちご
「大丈夫だよっユイは、ちゃんと戻って来たじゃん!!」

カナは、私を元気づけるように力強い声で私に言った。

「駄目……ユイ…私と悠の事で…絶対傷付いてる…」

悠の表情も険しい表情に変わった。

「麻里………」

カナは、悲しそうに私の肩に手を置いた。


―――私と悠が幸せになると…いっぱい傷付く人が出るんだ…


悠と一緒に居ない方が良い?

そんな事も頭の中を過ぎる

悠は、大好きで……

絶対に離したくないのに

離れた方が良い何て思う自分が居る

もう頭の中は、ぐちゃぐちゃで……

どうしたら良い何て解らない

悲しくて
苦しい

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