いちご
「抵抗してんじゃねーよっ!!」

私が何十人のも先輩にかなうはずも無く…

「体育館裏行こうぜ」

私は、みるみるうちに引きずられ…
体育館裏に連れていかれた。


―――嫌っ…助けてっ悠…カナっ……


「さぁーて♪返事聞かせてよ?」

川崎先輩は、私の胸倉を掴んだ

「何の返事よ……」

私は、川崎先輩に負けない用に強気な口調で言った。

「メールに決まってるでしょ?」

「アレ消した」

私は、川崎先輩の質問を投げるように即答した。

「って事は……」

「そうだよ。今先輩が思ってる通り…。私の答えは、やっぱりNOだよ。」

私は、キッと川崎先輩を睨んだ。


「………生意気な子」

川崎先輩は、下を向くとボソリと呟く用に答えた。
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