いちご
その日私がメールを返す事は、無かった。

だけど携帯は、無残にも鳴り続ける…

私の心をグサグサと傷付けるんだ

携帯が鳴るたびに悠の事を思い出して…

彼女の事を思い出す。


面識の無い川崎先輩…

どんな人なんだろうって想像してしまう…

だけどそのたんびに泣き崩れた。


携帯は、鳴り続いて

続いて…

私は、眠れないまま朝を迎えた。

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