いちご
学校に行きたく無い…ってベットに潜ったまま思った。

太陽なんて登らなければ良いのに…って思った。

朝の日差しがまるで私を溶かしていくようだった。

私がこの世から消えて無くなるように…


――――いっそこのまま溶けて消えてしまいたい!

布団をギュッと握りしめて思った。

だけどすぐに私は、現実に引き戻された。


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