いちご
言うだけお母さんは、言うとパタンとドアを閉めて自分の寝室に入っていく

お母さんは、私なんてどうでも良いんだ…

お母さんは、私なんて愛してるいないんだ…


中学校のお昼は、お弁当…

毎日行きにコンビニに寄ってパンを買っていく

お母さんの手料理を最後に食べたのは、小学2年生だったかな…?

それさえも覚えていない

どこにでもあるような普通の家庭が良かった…


朝起きてリビングに行くと

お母さんは、朝食の支度をしながら

お父さんは、新聞を読みながら

「おはよう麻里」って言ってくれるの

そんな家庭が私の小さくて大きな夢だった。

外側から開く事の無いドアを布団の中から見つめる…
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