いちご
朝の日差しは、清々しい…

私の嫌な気持ちを全て取り除いてくれたようだった。

だけどそんなの一瞬だった。

やっぱり気持ちは、暗くなる一方で……

どうしても明るくなんてなれなかった。


♪〜♪〜♪〜


携帯が鳴った…

――――誰?

私は、携帯を鞄から取り出した。
どうやらメールが来たみたいだった。

携帯画面には、〔受信メール1件〕の文字があった。

「朝から誰よ〜…」

ピッピッと操作をしてメールBOXを開く…

私は、また一層暗くなった……

メールの相手は、川崎先輩…

いつもの嫌がらせメール

<学校に来たら図書館に来い>

朝からまた気が重くなる

学校に行くのが嫌になる
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