いちご

親友の恋

私は、しばらくした後静かに図書室を出た。

そっと誰にも気付かれないように教室に入る…

ユイが私に駆け寄って来た。

「麻里!!朝から一体どこに行ってたのー?」

ユイが顔をニコニコさせながら私に問い掛ける

だけど私は、何も無かったかのように振る舞った。

「えー?別に校内をぶらぶらしてただけー♪」

アハハと作り笑いを見せて明るく話した。

「何それー♪」

私とユイは、アハハと笑いながら会話を進める…

もっともこの時
私は、作り笑いだったけど……


「――でさっ…あっ!!ねぇ麻里♪ちょっと話し変わるんだけどさぁ〜」

しばらく話した後話しを変えたのは、ユイ

「えっ??何何っ?」

私は、その話しに耳を傾けた。
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