いちご
「なっ…なんでよぉ……」


ユイは、納得できなそうに
ムウッとスネたような顔をした。

「俺麻里とメールしてるからそれで十分なんだわ♪」

悠は、ニコニコしながら言った。

私は、勿論びっくりした。


ココで私の名前がでてくるなんて…

ユイに教えないなんて…


びっくりしすぎて気絶しそうだった。

ユイは、しばらく固まると

私の方を向いた。


ずかずかと私に近づいてくる…

――――怖い!!

ユイが怖いと感じた。
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