いちご

戸惑い…

「うっ…うわあぁぁっ…」

声を上げて私は、泣いた。

とっても悲しくて…

とっても辛かったから…


「うっ……ぐすっ…ふぇ…」

泣いても泣いても涙は、止まってくれなかった。



私がしゃがんだまま泣いているとドアが開く音がした。

私は、泣いたままドアの方を見た。


「………悠」

そこに居るのは、汗だくの悠……

肩で息をしてて…

とっても辛そう…


「…っ……やっと…居た…」

頬の汗を拭いながら悠は、そう言った。

「なっ……何で…ぐすっ…居るの…?」

私は、悠を見て言った。
だけど直ぐに今の自体の状態に気付き顔を背けた。

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