いちご

事件

その日私は、誰とも喋らず…

部活にも出ないで家に帰った。

ベットでただ泣いているしかできない…

そんな自分が悔しかった。


「悠っ……グスッ…」


泣いて
泣いて
泣いて……


だけど涙は、止まらなかった……




だけどこの時私は、忘れていたんだ―――

先輩の………


"あの"言葉を―――……




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