いちご
「はぁ…はぁ…っ」


元々あんまり運動が得意じゃ無いカナは、

肩で息をしていた。


「ねぇ…どうしたの?」


私がそう言うと…

カナは、ポケットから1枚の紙切れを出した。




―――――――ドサッ……




私の手に持っていた鞄を落とした。

カナに見せられた紙切れを見て……
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