いちご
「わっ…私もっ…悠が………好きっ!!」

顔は、きっと更に真っ赤になっただろう

カナは、ホッとしたように私に微笑みかけた。

「良かった…これで安心!!」

「え…何で…?」

私が不思議そうに質問するのに対してカナは、プハッと笑った。

「これで麻里の事は、霜田に任せたっ!!これで麻里も安全だし♪」

カナの言葉に悠もニカッと笑う

「あぁ♪安全だな!任しとけ♪」

その悠の笑顔は、とっても愛おしかった。


可愛いくて…

カッコよくて…

それで優しい…


「うん…ありがとぉ…」

私の瞳からは、自然と涙が零れた。

「うわっ!!何泣いてるの!?」

「どうした!?どっか痛いのか!!?」

そんな2人を見て私は、思わず泣きながら笑う

「違うよぉ〜〜嬉しい涙ぁぁっ〜〜〜」

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