平凡な日常

「………………ということがあったわけだ。」



「……………………。」


康平は確実に笑いをこらえている。



「おい、康平なんか言えよ。」



「…………………ブハッ。もうだめ限界。」


そう言うと康平は一気に笑い出した。



「あははははっ、ヒーヒーヒー、ごめんごめん、占いを見れなくてイライラしてたわけか。」


そう言うと康平はまた笑い出した。




「はぁはぁ、ごめんごめん、あまりにおかしくて。」



「笑うな殺すぞ。」



「ごめんごめん、いやまさか光輝があのニュース見てたなんてな。」

康平は呟いた。



「えっ、康平も見てたんだ。」



「まっまあな。」



「あっそうだ……やっぱりあのニュースおかしかったか？。」



「馬鹿かお前は!?、おかしいなんてもんじゃねーぞ。」



康平は目を見開いて言う。



「えっやっぱり、おかしかったのか。」



「当たり前だろ？やっぱりってどういうことだよ。」



康平は疑問げに言う。


「いや絢乃が言ってたからさ。」



「あぁ～～～やっぱり絢乃ちゃん流石だな、お前は気付かなかったのかよ。」



「占いのショックで…………。」



また康平が大笑いした