平凡な日常
「「良い情報???。」」
俺と康平は声を合わせて言った。
「おう、かなり凄いぜ、聞いて驚くなよ!?。」
仁は自慢げに言う。
「なんだよ、早く言えよ。」
じらす仁にイライラしながら言った。
「転校生が来るらしいぞ。」
「「知ってるよ」」
俺と康平はまた声を合わせて言った。
「えっなんで知ってんだよ。」
「そりゃあ知ってるよ。」
さっき遠藤さん達と話してる時に知ったのだ。
「なんだよ知ってたのかよ。」
仁はいじけた。
「それに男らしいぞ。」
とどめを刺すかのように康平は言った。
「っ。」
声にならない声を呟き仁はその場に崩れ落ちた。