平凡な日常






キーーンコーーン
カーーンコーーン



学校のチャイムが鳴った。



神戯…………
まだ来ていない。
遅刻か!?



ガラガラッ

先生が教室に入ってきた。



「起立、気をつけ、礼。」

クラス委員長が号令をかけた。



『おはようごさいます』


「はーい皆おはよう、HR始めるぞ。
はい、まず今日神戯は休みです」

ガタッ


俺は思わず立ち上がった。


「ん??どうした品川。」


「先生、それはどういうことだよ。」



「どういうことって、風邪だそうだぞ。
分かったら座れ。」

先生は呆れながら言った。



「……………………。」

俺は何も言わず、座った。


「あぁ、それと品川、後で職員室に来い。」









< 45 / 95 >

この作品をシェア

pagetop