平凡な日常


俺は家の中に入った。

パッと見、特に荒らされた様子は無い。

空き巣を打ちのめすために、俺はリビングの扉を開けた。


ビクッ!!


リビングで人影が動いた……。


キッチンの方だ。



そこだな、泥棒………。


俺はジリジリとキッチンに、人影に近付く。


完璧に俺は人影を捕らえた。


!!!!!!
その人影の正体は………。


絢乃だった。



「おっお兄ちゃん。」


「あっ絢乃だったのか………。」


俺は完全に落ち込んだ。
ちくしょう完全に泥棒だと思ったのに。

「おっお兄ちゃん!?、どうして?此所に?。」


「あっあぁ、学校居てもなんかな………。
だからさぼった、絢乃は!?。」



「えへへ、お兄ちゃんと一緒。」



やっぱり………。
絢乃も相当無理してたんだな。





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