平凡な日常
「おーいこら起きろ~~~。」
俺は軽く妹を揺すりながら言った。
「……………ぅっん…………。」
おっちょっと反応を示したぞ。
これでも起きないとなると"あの手"しかないか…………。
俺は顔を妹の顔に近付け………。
耳もとでそっと囁いた。
「早く起きねーと一人で学校行っちゃうからな。」
ガバッ!!!
光の速度より早く妹が起き上がった。
「ダメーーーーーー!!!!」
鼓膜を破る程の大声が部屋に響く。
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